Craft Frame2(以下CF)とは

お客様の業務効率向上のサポートとなる大切なシステムを構築する上で、

  • システム設計の画一化
  • 製造作業の迅速化及び簡便化
  • 信頼性及び保守性の向上

を主目的として、独自の「業務アプリケーション総合開発ツール」の開発を2006年より開始し、2007年の3月に『Craft Frame Version 1.0』として完成しました。

なお、当該「総合開発ツール」に付きましては、株式会社クラフト(Craft)の独自FrameworkとしてCraft Frame2と称し、略称を『CF』としてご紹介します。 マイクロソフト社が公開している、「.NET Framework」と「VisualStudio2005/2008」を使用し、開発言語は「Visual Basic」、「Visual C#」、「Visual C++」、「Visual J#」の4種類をサポートしています。

CFで対応可能なシステムの形態

【画面フォーム】
ユーザーが操作を行う画面
【ビジネスロジック】
アプリケーション固有の処理やルール、処理手順など
【データベース】
アプリケーションによって使用される、データの集合

スタンドアロン型

スタンドアロン型

1台の端末の中に「データベース」・「画面」・「ビジネスロジック」を全て格納し、端末単体で動作する最もコンパクトなシステム形態です。 データベースや処理自体が複雑でなく、なおかつ、安価に小規模システムを導入したい場合に最適です。

クライアント・サーバ型

クライアント・サーバ型

クライアント端末に「画面」・「ビジネスロジック」を置き、別途データ蓄積用のデータベースサーバを別に用意して、クライアントとサーバ間でデータのやり取りを行って処理を実施するシステムです。

Webサービス型

Webサービス型

クライアント端末には「画面」のみを配置し、ビジネスロジックを制御するアプリケーションサーバとデータを蓄積するデータベースサーバを別途構築し、3つの端末間で情報のやり取りをしながら処理を実施する形態です。
各クライアントにビジネスロジックを格納しないので、ビジネスロジックの変更が起こった場合、アプリケーション側を変更すればそこに接続するすべてのクライアントが変更されたロジックを共有する為、メンテナンスコストが大きく軽減されます。

CFによるシステム開発の進め方

クライアント端末には「画面」のみを配置し、ビジネスロジックを制御するアプリケーションサーバとデータを蓄積するデータベースサーバを別途構築し、3つの端末間で情報のやり取りをしながら処理を実施する形態です。

各クライアントにビジネスロジックを格納しないので、ビジネスロジックの変更が起こった場合、アプリケーション側を変更すればそこに接続するすべてのクライアントが変更されたロジックを共有する為、メンテナンスコストが大きく軽減されます。

CFのメリット

  • システム本体の基本制御をCF自身が行える事、また、「ビジネスロジック」、「SQL作成」を共通化することにより、開発工数の削減が可能となります。
  • クライアントとサーバ間の通信や印刷機能、また、画面を構成するコンポーネント(部品)をCF自身が提供しています。
  • それらの制御は、開発画面の設定のみで動作する為、アプリケーション開発における工数削減に大きく貢献しております。
  • 基本制御や共通化された「ビジネスロジック」等は、既に実績がありテスト不要で、テスト工数の削減が可能となります。
  • 開発工数の削減により、少しでも安価で、早めの納入が可能であり、信頼性の高いシステムのご提案が可能です。
  • システムは日々進化し、より快適にスムーズにご利用頂く事が重要です。
    つきましては、社会情勢の変化やお得意先様の事由によるシステム改造を、スムーズに行う事が可能です。また、その際のご予算削減に大きく貢献出来ます。
  • 専用帳票以外の印刷物におきましては、お得意先様のシステム部門やご担当者の方々で出力内容や出力位置など、ご自由に変更出来るようなご提案が可能です。
  • 従来の.Net Frameworkのコンポーネントに加え、更に通常業務に特化した機能を追加されたコンポーネントがすでに用意されているので、
    開発効率が大幅にアップします。
  • 画面の基本制御はCF自体が行う為、簡単な設定でベースとなる基本システムが作成出来ます。
    (フォントサイズの変更・ファンクションボタンの配置・画面遷移の分岐処理)
  • フレームワークという一定の枠組みの中で開発するので、一定のルールに従っています。
    その為、開発時はもちろんのこと、開発後の保守管理も大きく改善されております。
  • 早い、安いはもちろんですが、開発のウェイトを「基本処理3:業務処理7」から「基本処理1:業務処理9」のように、
    業務処理開発を重点的に行う事で高機能・高品質のアプリケーションを開発することが出来ます。